自己破産で一億円を超える借金を0円にし、再就職をすることで生活を立て直した事例
1 相談前
相談者は、ギャンブルで借金がかさみ、返済のための借入を繰り返すようになっていました。
さらに、闇金からも借り入れを行うようになって、厳しい取り立てを受け、鬱状態になっていました。
再起を図るため、破産の申請を行いたいとのことで来所されました。
来所された当時、借金総額は1憶円を超えていました。
2 相談後
ギャンブルによる浪費が激しかったため、免責が認められない可能性もありましたが、それでも破産申し立てを行いたいとのことでしたので、破産手続を受任しました。
当時、無職であったため、まずは生活保護を受給しつつ、再就職先を探すことと並行して、破産申し立ての準備を行っていきました。
再就職先を確保したうえで、破産の申し立てを行い、管財人に対しては、過去の行状についての反省していること、今後の生活を立て直していくことについて誠心誠意説明しました。
債権者からは免責に反対する意見が提出されましたが、反論の書面を提出し、最終的に免責決定を得ることができました。
免責決定が得られるか難しい案件でしたが、手続において弁護士が有利な事情を主張し、相談者も手続に積極的に協力していただいたことで、無事免責決定が得られました。
免責不許可事由がある場合でも、誠意をもって手続をすることで、免責を受けられる場合もあります。
あきらめずに、まずは、弁護士に相談することをおすすめします。
自己破産に関するご相談は随時お受けしておりますので、お気軽にお問合せいただければと存じます。
お問い合わせはこちらからお願いいたします。
大阪市西区西本町の法律事務所 リトラス弁護士法人
弁護士 山下翔