大阪本町の法律事務所、リトラス弁護士法人の弁護士山下です。
今般、新型コロナウイルスで、居酒屋をはじめ、種々の店舗の営業を自粛せざるを得ない状況にあります。
しかし、借金の返済や固定経費の支払いは無くなるわけではありません。
十分な補償を得られる見込みも薄いように思われます。
様々な借り入れの制度も存在はしますが、借金なので、いつかは返さなければなりません。
現状では、収益を得ることができない期間のツケが、コロナ終息後も付いて回ってきてしまうように思われます。
資金繰りに窮するようになった方は非常に多いと思います。
身近でもそのような話を頻繁に耳にします。
躊躇いもありますが、皆様にお伝えしておきたいことがあります。
今般の状況では、自殺者が増えることも危惧されるように思われますが、冒頭に記載したような問題はどこまでいっても「お金」の問題です。
どのような状況になったとしても、なりふり構わなければ、最終的にはなんとかなる問題です。
万一の場合には、破産や民事再生等の手段もあります。
どうか命を絶つことなど選択されないよう、願っております。